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学校をつくろう!プロジェクト

〜学校の特色をつくろう第3回 ミーティング

それでは、実際のスクールはどうなっているか、調べてみよう!

実際のスクールを調べてみて、どんなことに気がついた?

大手のスクールは、WEBデザイナーや
ディレクター、コーディングなど、コースが細かく
分かれているところが多い。

全コースを受講するのは時間的にも金銭的にも
大変だから、専門分野をマスターするだけで
終わりそう。授業料は、コースによってバラツキは
あるけど、1時間 3000円が相場みたい。

WEB全般をトータルに学びたい人は、どのコースを
選択すればいいのか迷ってしまうよね。

授業料とは別に入学金が必要なところもあるね。

新しくつくる学校は、どんなしくみにすればばいいと思う?

企業では求められているのは、単なるオペレーターではなく、
自分でアイデアを考えて、カタチにできる人材。
だから、あえてコース分けをしないで、クリエイティヴな
発想も含めて、トータルな知識やスキルが身につくように
カリキュラムを組んだらどうだろうか。

その意見に賛成!!
発想力や企画力のスキルアップを強味にしているスクールは
少ないしね。社内勉強会はクリエイターに必要な知識や技術を
学ぶ場だった けど、新しい学校では、クリエイターに発注業務を
行う企業の担当者もターゲットにしたらどうだろう。

WEB制作会社やIT会社に発注するためには、制作者との
コミュニケーションに必要な知識がないと難しいからね。
講師に関していえば、IT業界は変化が早いから、プロとして
活躍している現役の人を招くのがいいと思う。

そうだね。納期やコストなど、さまざまな制約の中で
悪戦苦闘している講師の方が、実践的なことを 教えて
くれそうな気がする。

授業料は、相場より少し安く 設定するのがいいと思う。

でも、安かろう、悪かろうと 思われるのもイヤだよね。

「・・・・・」

このさい、授業料は受講者一人ひとりに決めてもらうというのは
どうだろう。 たとえば、上限は相場の3,000円で、価値がないと思った
人は、お金を払わなくてもいい。

「「えぇ〜っ!?」」

最初から利益を上げようなどと思うのはどうかな?
企業でも創業赤字という言葉がある。当然、講師の皆さんや協力者にはご迷惑をかけることのないように
経費を抑えながら、必要なコストは惜しまず、まずはコツコツと地道に続ける事が大事なんじゃないかな。

だけど、授業を受ける側だって、タダだと身が入らないんじゃないの?

ビジネスである前に、学校は受講者にとって有意義な場所でなければならない。
そのことを念頭に置いて、お金を払いたくなる、真剣に聴きたくなる講義をやればいいと思う。

そのとおり、受講者は入学金や授業料を納めていない。いつでもやめることができる。
一方、授業をする側は1回1回の講義内容が勝負だ。おもしろい、役に立つ、さらなる興味がわく…。そして次の授業を
楽しみにしていただける。だめなら次の授業はきていただけないのかもしれない。
授業をする側にとっては相当なプレッシャーになる。次の講義に誰も生徒がいない…。これほど辛いことはない。

なるほど、受講者と講師の
ガチンコ勝負というわけですね。

だからこそ、会社としてこの塾を立ち上げる意味があるんだよ。
結局は自分たちのために授業料を無料にさせていただくんだよ。

こんなスローガンは、どうかな?
入学金なし、授業料はあなたが決める!!

冒険だけど、やってみる価値はあるかも知れない。

学ぶのは、これからを担う人たち。 教えるのは、現役のプロ。 授業料を決めるのは、受講者。 つくりたい学校の姿が見えてきた。ポイント① 生徒は、ビジネスマン、大学生、アジアを中心とした留学生、ポイント② 講師は、現場を熟知している現役のプロ、ポイント③ 授業料は、受講者一人ひとりが決める 〈学校理念〉ビジネスマン、大学生、アジアを中心とした留学生を対象に、IT・WEB業界で働く現役のプロが、ITやWEBについての実践的な知識や技術を身につけるための講義を行う。「入学金なし、授業料は受講者一人ひとりが決める!!」をスローガンに、オンリーワンの学校運営をめざす。

学校の名前はどうしようか?

ネーミング案をお互いに持ち寄って決めましょう。

やっぱり、インパクトが大事だよね。

分かりやすくて、覚えやすい名前の方がいいのでは?

親しみやすい名前もいいね。

1ヶ月に及ぶ、侃々諤々(かんかんがくがく)の議論の果てに、新しい学校の名前が決定した。その名は、「実践IT小塾」いざ、、本当に役立つIT・WEBスクール開校へ。千年社の新たなチャレンジが幕を開けた。

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