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デジタル掛け軸

2014 年 2 月 1 日 土曜日

早いもので2014年もひと月が過ぎようとしています。みなさま年末はいかがお過ごしでしたでしょうか?今年は最大で9連休という企業も多かったようです。

私の年末はというと少し変わった除夜の鐘をつきにいきました。

「デジタル掛け軸」というものを皆様は知っていますか。

東別院マッピング

これは名古屋市にある東別院。(左上は普段の東別院)

最近流行の建物に映像を映す「プロジェクションマッピング」の一種です。
行ってみてビックリしました。鐘の音がなる厳かな雰囲気に、カラフルに照らされるお堂。古きものと新しいものを組み合わせる。なかなか難しいことだと思います。

今年は各地でプロジェクションマッピングを取り入れた年越があったそうです。
こういう挑戦的な取り組みにどんどん触れていきたいものです。
(文=T.O)

「東別院『初鐘×D-K Live デジタル掛け軸』」告知ページ

戦う名古屋名物

2013 年 11 月 29 日 金曜日

ひと昔前、「ご当地ヒーロー」という言葉が流行っていました。
地域活性化の為に市や町が、独自のヒーローを作る。

今は、くまモンふなっしーを始め「ゆるキャラ」ブームの時代です。こちらも、その地域の特産物などをPRするために日々活動しています。
最近では、「ゆるキャラグランプリ」まで開催され、今年は栃木県佐野市のゆるキャラ「さのまる」がグランプリを受賞しました。

こういった地域活性化を目的とした活動は各地で行われているように思います。しかし、全国レベルの「人気者」になるにはなかなか険しい道のりです。

ここ名古屋でも、地元密着型のヒーローがいます。

黄金鯱伝説グランスピアー

「黄金鯱伝説グランスピアー」
毎週土曜日10:55に東海テレビで放送中です。

金の鯱がモチーフになっていて名古屋城を彷彿とさせるデザインです。
正義の味方は悪と戦う特撮物語。
設定はベタですが、観光地や名古屋市民なら分かる場所などでの戦闘シーン。地元民は「あー、わかる」「ここは○○○か」と思わず感じてしまいます。

「地元をPRする」というよりは「地元民が楽しむ」作りになっていますが、名古屋の新しい広告塔としての活躍を密かに期待しています。

何よりキャッチコピーが好きです。
「悪と戦う名古屋名物、登場!」

(文=T.O)

嗅覚を刺激する広告

2013 年 6 月 24 日 月曜日

テレビを見ていて、おいしそうな料理がでてくる。
雑誌をみていて、おいしそうな料理がでてくる。

その「おいしそう」という気持ちは、視覚を通して記憶を刺激し、
呼び起されるものだとと思います。
どんなにおいしい料理でも、映像やチラシではその匂いまでは届けることができません。
しかし、世界は広い。
ブラジルには匂いを届ける広告があるそうです。

pizza

ブラジルにあるドミノピザは、なんと熱に反応して香る塗料を使用し、再生するとピザの香りがするカスタムDVDを作ったそうです。
このDVDは、ただ香るだけではありません。
DVDが温まるとディスクの絵柄までピザに変身する仕様になっているそうです。
このレンタルDVDにこの塗料を施し、サンパウロとリオデジャネイロのレンタルビデオ屋さんに陳列。
映画を見終わってディスクを取り出す瞬間、小さなピザと空腹を誘う香りがプレーヤーの中から表れる、
という仕組みです。
しかも映画の最後には
「映画は楽しかったかな? 次の作品は、アツアツで美味しいドミノピザと一緒ならもっと楽しめるよ」
というメッセージと注文先の電話番号つき。

まぁ正直、プレーヤーがピザ臭くなるのはいかがなものかとは思いますが・・・。

それでも、この嗅覚をターゲットにする発想と技術は新鮮です。
こうした遊び心のある広告も面白いですね。
(文=T.O)

GIZMODO『「DVDプレイヤーからピザがぁぁー!」 映画鑑賞中にピザへ変身するDVD、ドミノが制作』より

ググる前に調べてみよう

2013 年 3 月 25 日 月曜日

普段生活していて、何か分からないことがあった時、みなさんはどうしますか?

私はすぐにインターネットで調べます。
最近はスマートフォンもあり、いつでもどこでも何でも調べることができてしまいます。
しかも沢山の情報を一度に、そして手軽に。

しかし、たまには違った調べ方をしてみるのはいかがでしょうか。

国語辞典
私はこの本と出合って10年近くになります。
日本で一番売れている国語辞典というからにはもちろんその理由があります。

この辞典、ほかのものとは違いユーモアあふれる内容が魅力の辞書なのです。

例えば『恋愛』
れんあい【恋愛】 
特定の異性に特別の愛情をいだいて、二人だけで一緒に居たい、
出来るなら合体したいという気持ちを持ちながら、それが、常にはかなえられないで、
ひどく心を苦しめる・(まれにかなえられて歓喜する)状態 

普通の辞典ではこんな表現お目にかかれません。
本来な客観的な視点で物事を捉えなければならないはずなのに、
ものすごく主観的。
ものすごく人間的。

インターネットで得られる情報ももとろん大事ですが、
ユーモアのきいた情報に触れるのもたまにはいいものです。
(文=T.O)

lifehacker「こんな辞書を待っていた! オモシロ解説が魅力の『新明解国語辞典』アプリ」より