‘T.N’ タグのついている投稿

自分たちの結婚が新聞の一面に?!

2011 年 11 月 25 日 金曜日

 新聞の一面に自分の事が取り上げられるなんて、悪い事をしない限り一生ないものだと決め付けていました。まして結婚式が記事になるなんて、有名人だけだと思ってる人がほとんどじゃないでしょうか?そんな庶民の思い込みを打破してくれたのは、中国新聞の「結婚新聞サービス」。一般新聞版とスポーツ新聞版が選べて、結婚する二人のオリジナル新聞をプロのライターとデザイナーが作り上げてくれる。

 披露宴までの待ち時間、ゲストを退屈させません。来れなかった方へ送ってもいいし、披露宴でも二次会でも後日まで話題が絶えない演出になります。主役の二人にとっても一生残る記念品となる事でしょう。料金には中国新聞の3ヶ月のお試し購読料も含まれており、宣伝もバッチリ。

 この記事を見つけて、これは企画自体が一気に全国に口コミで広まりそうだと感じました。隙間時間全てをスマフォに持っていかれそうな現状、紙でもアイデア次第でまだまだ十分必要性があると思わせてくれました。
(文=T.N)
kekkonshinbun

9/30 中国新聞 広告面より

お母さんもこれで安心! 家族みんなでたのしく虫退治!!

2011 年 9 月 6 日 火曜日

 とある夏の日。テレビを囲んで夕食後の家族団らんの一時……
ふと視界の隅に黒い影がもぞもぞ……

姉:「ひ〜〜〜〜っっ!!ゴキブリ〜!!」
妹:「………(部屋から逃げ出す)」
父:「母さん!母さん!」
母:「なんでいつもお母さんなの!!」

と言いつつも慣れた手つきで新聞を固く丸め、おもむろに敵に接近し…

 昔から、母はゴキブリ退治のスーパーヒーローだった。しかし、母は思うのである。「この子たち、大きくなったらちゃんと自分たちで退治できるのかしら…」と。
案の定、成長した子供たちは蚊を殺すのもとまどう始末。

そんな心配性のお母さんに朗報です!

ティッシュごしでも虫に触るのは嫌、でも部屋から追い出したい…そんな軟弱な若者、妻が頼りの旦那様たちに「虫ハンター」を!!

虫ハンター

虫ハンター

ショットガンタイプで、虫に向かって格好良くかまえるだけ。電気を使わず、空気圧で吸い込まれた虫は専用カートリッジに入れられる。取りだし可能なので生きたまま外へ逃がすこともできる。また、付属の拡大レンズを取り付ければカートリッジの中の虫を観察することもできる。

 これからは家族みんなで虫退治!一人暮らしで心細い人にも新生活の定番アイテムになるかも!?
(文=T.N)

ドキドキ太もも広告

2011 年 6 月 3 日 金曜日

太ももに広告

太ももに広告

 人がベンチに座って一休み。それだけで、無限に広告が一人歩きする仕組みがニュージーランドにある。服屋のショートパンツのプロモーションだ。

 ベンチに逆像の型の細工がされており、そこに座った太ももの見えている人のみにメッセージが印字される。このプロモーションには無駄がない。人が座りたくてベンチに座り、また歩き出すだけ。仕掛ける側は、ショートパンツの販売促進がしたくてショートパンツをはいている人にしかこの広告を持ち歩かせない仕掛けをつくった。

この広告を見る消費者は、ドキドキしながらもマジマジと女性の太ももを凝視してしまうことに違いない。ユーモアと斬新な発想…改めて広告のおもしろさを知る。

しかし、商品のターゲットは明らかに女性。でも特に熱い視線で広告を見るのは男性の方が圧倒的に多いと予想できます。プロモーションとしての話題性としては十分。では、販促効果としてはどれくらいあったのだろうか?そのあたりが知りたい。
(文=T.N)

リラックマのパチスロ機?! 企業戦略と作者の想い

2011 年 2 月 22 日 火曜日

パチスロリラックマ

パチスロリラックマ


 2003年のグッズ販売開始から今日まで、幅広い世代からだらだらとした性格と愛くるしい姿が人気のリラックマ。ぬいぐるみ、文房具、健康グッズ、コンビニの景品食器、厚生労働省のポスター、携帯電話、バスのラッピング、ゲーム……幅広い分野で用いられてきた。そしてこの度、4月下旬よりパチスロ機になることが発表された。その件にに関して、作者であるコンドウアキさんは、ファンからの連絡で初めて知ったという。リラックマのライセンスは版権元であるサンエックスに全て一任されている。

パチスロという、リラックマのイメージにそぐわない展開にコンドウさんはTwitterで「心苦しいの一言です。」とつぶやいている。また「これまでつくりあげてきたリラックマの世界観を大事に守っていただきたい。」とサンエックス側に伝えたとのこと。作者が知らないところでキャラクターが商売道具にされていることにファンからも辛口のコメントが寄せられている。もちろんパチスロ機の内容では世界観は守られていると予想されるが、サンエックス側が理解できなかったパチンコそのもののイメージと、キャラクターのイメージと距離。それは商売をしていく中で、どこにでもありふれている「作者=職人」と「企業=商人」との距離だといえる。
(文=T.N)