自分の顔になるものは紙切れ?ガラス片?!
2012 年 6 月 12 日 火曜日初めて会う人に渡す名刺。連絡をとるときに見る名刺。
社会人にとって名刺とは自分を記憶してもらうための大切な道具です。企業によっては、とても凝って名刺を作っているところもあります。似顔絵を入れたり、エンボス加工をしたり…。
ですが、たいてい素材は「紙」。
紙以外の素材を使っている名刺はどんなものがあるんでしょう?
今回取り上げるものは、イタリアの広告代理店「EnfantsTerribles」の名刺です。
なんと「プレパラート」が名刺となっているそうです。
「プレパラート」って覚えていますか?
理科の実験に使っていた、厚さ数ミリの透明な板です。
顕微鏡のレンズをを近づけすぎて、「パキッ」と割ってしまった
ことがあるって人もいるでしょう。
誰もが大切に扱うプレパラート……
名刺をもらって保管し、再び出すときも常に慎重に扱わなければ
ならない名刺です。
常に頭の中に印象が残る名刺。自分を記憶してもらうためのもの
としては最高じゃないですか!
ただ……
この名刺、顕微鏡を使わなくては肝心の名前が見えない
という仕様です。これは、宣伝用らしいので「印象に残る」
という点では大成功ですね。
もしよかったら、一度「印象に残る」名刺を
作ってみてはどうですか?
ただし、肉眼で「見える」もので!
(文=K.M)