名古屋の見どころをコスプレで紹介?

2011 年 10 月 3 日

メイドは男の浪漫である。誰がなんと言ってもそうなのだから仕方がない。メイド喫茶、メイドしゃぶしゃぶ、最近ではメイド耳掻きなんて店もあるらしい…そんなメイドが弊社近くの「文化のみち二葉館」で撮影していたそうだ。

メイド姿の加藤乃依さん

メイド姿の加藤乃依さん


「二葉館」は日本の女優第一号、川上貞奴が住んでいた館で隠れた名所である。なぜ、そのような場所でコスプレメイドが撮影をしていたかというと、名古屋のコスプレアイドルを中心としたグループが名古屋の観光産業活性化のために立ち上げたサイト「名古屋の見どころがこんなにあるわけがない。」で紹介するためである。すでに市政資料館や納屋橋などの隠れ名所でさまざまなコスプレをして撮影をしているようだ。

名古屋は何故かコスプレと関係が深い。世界コスプレサミットなるイベントも毎年開催されている。最近の販促活動の流行に萌え文化やオタク文化を取り入れたものがある。今回の「名古屋の見どころがこんなにあるわけがない。」も、そういった風潮に乗った部分がある。ホームページのタイトルを人気ライトノベルのタイトルをもじったことでその辺りのファン層からのアクセスもある程度は期待できると予想できる。しかし実際の誘客となると、また別のアプローチが必要となると思われる。その辺りは写真展などの企画をしているようであるがはたして…

この誘客できるかどうかで彼らが単なるボランティアで終るか、新たなムーブメントとなるかの分かれ目な気がします。萌え・オタク文化というサブカルチャーを取り入れた集客活動として少し注目していきたいと思う。
(けっしてコスプレ写真目当てではありません!)
(文=T.Y)

8/30 中日新聞「コスプレで名古屋案内」より

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