身近で平凡な発想から
2016 年 8 月 30 日出典:やなっちニュース
靴下のデザイン応募企画があり、そこにちょっとした文字を入れたデザイン案を応募すると採用、商品化まで至ったのだとか。
靴下の小指部分に「弱点」と書かれた、いわゆる「弱点靴下」。
ただ「弱点」と書かれただけの商品だが、発想は面白いと思いました。
発想としては単純ですが、今まで商品化されたことがないということは、簡単そうでなかなか出なかった「デザイン案」ということになりますね。
商業デザインは、「人にわかりやすく伝える」のが最大の目的なので、単純で見やすく、わかりやすさが一番。なので、たった二文字で簡素に、
かつ的確に表現をしたこの「弱点靴下」も的を射たデザインではないでしょうか。
ゆるーい会話の中から生まれたこのデザイン。日常の何気ないところにデザインの種はたくさん落ちているのかもしれません。それを拾えるか拾えないかに大きな差が生まれるのかもしれません。