観光

続、うどん県

2012 年 2 月 25 日 土曜日

香川県のあたらしいキャッチフレーズ

香川県のあたらしいキャッチフレーズ


昨年10月にうどん県発足の際に、
一度この1000nenshamonthlyにとりあげさせていただきましたが
今回はその続編。
年末は、うどん県に年賀状を出そうという企画で盛り上がり、
年明けてどうかなぁと思っていたところ
「うどん県。それだけじゃない香川県」プロジェクトの記事。

遅ればせながら今年初めに、
有川浩さんの『県庁おもてなし課』という本を読んだことも
重なって四国の魅力にすっかりとりつかれてしまった私。
有川さんの舞台は四国でも高知県のお話なのですが、
自分たちの強み、弱みをきちんと分析し
より効果的にアピールする、そしてそのアピールが
ひとりよがりではなく、おもてなしの心があるか。
広告人としてとても勉強させていただいています。

私の住む愛知県のホームページどうなってるかな。
自社のホームページには見に来てくださった方に対して
おもてなしができているのかな。
この記事を読んで下さった方にはもうジャッジされていると
思いますが香川県ののように次々にトライしていきたいと
思いました。

2/20 日経MJ「うどん県」企画 歯ごたえあり より

冥土の土産に妖怪のいる旅館はいかが?

2011 年 11 月 25 日 金曜日

 先日、漫画家の水木しげる氏が東京都名誉都民になったというニュースがありました。
水木氏といえば「ゲゲゲの鬼太郎」ですが、出身地の島根県にある水木しげるロードはファンならずともよく知られている観光地です。その水木しげるロードに簡単にアクセスできる旅館で湯快リゾートが運営する皆生温泉「かいけ彩朝楽」が観光客の宿泊増を狙って「ゲゲゲの鬼太郎ルーム」を2部屋オープンしたと新聞にあった。妖怪達と遊んで「冥土の土産」の先取りということか?

 部屋は「お化けの学校編」と「妖怪たちの決戦編」の2種類で水木ファン、妖怪ファン、鬼太郎ファンにとっては一度は宿泊してみたい「湯怪な部屋」になっているようなのだが、すでに来年二月まで予約でうまっているという人気ぶり。どちらの部屋も巨大な下駄をテーブルにみたてている。また、来年三月中にはさらに2部屋を改装する予定で「ねこ娘部屋でわいわいお泊り編」と「目玉おやじ主催!妖怪大宴会編」をテーマに新しい鬼太郎ルームのアイデアも募集している。自分の考えた部屋に泊まるなんてことになればより楽しい旅行になるかもしれません。

 私ならコンパニオンにねこ娘のコスプレをさせて、ドンチャン騒ぎとか…くだらねぇorz
(文=T.Y)

妖怪達の決戦篇(イメージ)

妖怪達の決戦篇(イメージ)

10/17 日経MJ「妖怪に会える宿」より

改名。香川県からうどん県

2011 年 11 月 25 日 金曜日

udonken_poster

みなさんは、香川県いや・・・うどん県のHPをもう見ましたか?
香川県はうどん県に改名しました」と、
いきなりヤフーのトップに現れてビックリ!やるな香川県と思ってしまいました。もうすぐ年賀状の時期、「うどん県」で出してみたら届くかしら。

昨年は年明けうどんをPRしてみたりと、毎年毎年何か試みる香川県。夢の「蛇口からうどんだし」が登場したり空港の手荷物を運ぶベルトコンベヤーに大型うどん鉢が流れてきたりと、とにかく楽しい。一度行ってみたいと思ってしまう。

もっといろいろな地域でこんな活動が実施して日本を元気に楽しくしてくれたらと願う。さしあたり私の地元名古屋なら「赤味噌県えびふりゃぁ市」になるでしょうか?
(文=A.N)

「うどん県に改名しました」Yahooニュース 10月11日の記事より

名古屋の見どころをコスプレで紹介?

2011 年 10 月 3 日 月曜日

メイドは男の浪漫である。誰がなんと言ってもそうなのだから仕方がない。メイド喫茶、メイドしゃぶしゃぶ、最近ではメイド耳掻きなんて店もあるらしい…そんなメイドが弊社近くの「文化のみち二葉館」で撮影していたそうだ。

メイド姿の加藤乃依さん

メイド姿の加藤乃依さん


「二葉館」は日本の女優第一号、川上貞奴が住んでいた館で隠れた名所である。なぜ、そのような場所でコスプレメイドが撮影をしていたかというと、名古屋のコスプレアイドルを中心としたグループが名古屋の観光産業活性化のために立ち上げたサイト「名古屋の見どころがこんなにあるわけがない。」で紹介するためである。すでに市政資料館や納屋橋などの隠れ名所でさまざまなコスプレをして撮影をしているようだ。

名古屋は何故かコスプレと関係が深い。世界コスプレサミットなるイベントも毎年開催されている。最近の販促活動の流行に萌え文化やオタク文化を取り入れたものがある。今回の「名古屋の見どころがこんなにあるわけがない。」も、そういった風潮に乗った部分がある。ホームページのタイトルを人気ライトノベルのタイトルをもじったことでその辺りのファン層からのアクセスもある程度は期待できると予想できる。しかし実際の誘客となると、また別のアプローチが必要となると思われる。その辺りは写真展などの企画をしているようであるがはたして…

この誘客できるかどうかで彼らが単なるボランティアで終るか、新たなムーブメントとなるかの分かれ目な気がします。萌え・オタク文化というサブカルチャーを取り入れた集客活動として少し注目していきたいと思う。
(けっしてコスプレ写真目当てではありません!)
(文=T.Y)

8/30 中日新聞「コスプレで名古屋案内」より

おっぱいがいっぱい 間々観音

2011 年 6 月 3 日 金曜日

 集客には何が必要なのだろう?
私は、集客にはアイデアとタイミング、そして人に来てもらいたいという思いが必要だと思っている。愛知県小牧市にはその全ての要素が揃っているお寺がある。

日本で唯一のおっぱいのお寺。間々観音こと「龍音寺」のことだ。

間々観音

間々観音

このお寺、たびたびメディアに取り上げられることもありご存じの方もいるかもしれないが、別名「おっぱい観音」の名のとおり境内には右も左もおっぱいの造形物であふれかえっている。オッパイ型の石像からお守り、絵馬はもちろん線香台までもがおっぱい…

手水場と絵馬

手水場と絵馬

だが、おっぱいがいっぱいだからと言って単なる色物寺院だと侮ってはいけない。開基は室町時代という由緒あるお寺なのだ。お乳を授けるお寺として信仰されるようになったのは江戸時代からと言われている。長い歴史の間に様々なことがあったようで、今でこそ全国から参拝者が訪れるようになっているが、つい30年程前はひと気もなく寂しいお寺だったそうだ。

この涸れてしまった「おっぱい観音」を人気スポットとして蘇らせたのが、境内を、おっぱいだらけにするという住職のアイデア。母乳が見直され、巨乳がもてはやされるという時代の変化。そして、少しでも足を向けてもらおうという住職の思い。見事に集客に必要な要素が揃っている。

 参拝したら乳だけではなく、集客のアイデアもでたらいいのに…
などとアイデアがなかなか出てこない私は思ってしまう。
(文=T.Y)