新聞ネタ

楽しく、面白く!遊びは最強の勉強方!

2011 年 9 月 6 日 火曜日

 高校時代、「水兵リーベ、ぼくの舟…」と化学の元素記号を学んだことを覚えているだろうか?とりあえず暗記して暗記して………テストが終わったら全部忘れた!!なんて人もいるかもしれない。

高校から学ぶ化学。苦手だった、嫌いだった、という人が多いようだ。しかし最近では、小学生から「遊んで」化学の勉強をすることが流行っている。

 株式会社化学同人から発売された「えれめんトランプ」というカードゲームがある。これは元素と素粒子が書かれた140枚のカードセットで、様々なゲームができる。トランプ感覚で小さな子供でも遊べる。最近は、こういった元素記号を扱ったゲームやアニメが増えており、小学生が化学に興味を持つきっかけになっている。この興味が高校生まで続いたならば、私のように「あの苦労」を味わうことはないかもしれない。仮に、興味が途切れたとしても小学生の頃に楽しんだことを思い出し抵抗なく覚えることができるかもしれない。

 今苦労して元素記号を覚えている高校生も、このゲームを取り入れれば楽しく覚えることができるかもしれない。学生だけではなく、社会人にとっても楽しく勉強をする絶好のチャンスになるかもしれない。

えれめんトランプ

えれめんトランプ


7/27 日経流通新聞「元素記号は遊んで学べ!」より

本当に需要が高いのは子供? 外国人? それとも大人? 空前の辞書ブームにせまる!!

2011 年 6 月 3 日 金曜日

 ここ数年、辞書業界が盛り上がりをみせているようです。国語辞典でしょうか?英和辞典でしょうか?カタカナ辞典でしょうか?

違います。
「子供向け辞書」の売り上げが右肩上がりだそうです。

書店の店頭に積み上げられた小学生向け学習辞典

書店の店頭に積み上げられた小学生向け学習辞典

 大きな理由としましては、「全ての文字にルビがふってある」「軽量化」「引きやすさ」など様々ですが従来の辞書と大きく違うのは「間違った読み方でも本来の言葉にたどり着く」点にあります。例えば「時計」を「じけい」と読み、「じ」を引いたとしても本来の「とけい」にたどり着ける作りになっています。「読み方がわかる」を前提とした作りと「読み方がわからない」を考慮した辞書とでは売り上げも一目瞭然となるでしょう。子ども目線…いや、使う人がどんな機能を持っていると嬉しいのかを考える。物作りの原点ですね。

しかし、この少子化の時代に「子ども向け辞書」が毎年右肩上がり…読み方がわからない大きなお友達が買っていたりして(笑)

4/25 日本経済新聞「ブームで出版続々 子ども向け辞書、人気の秘密」より

クマに寄せ書き

2011 年 3 月 30 日 水曜日

 地震のニュースなどを見て胸が痛む毎日でした。
そして強く思ったことが、自分の大切な人にちゃんと思いを伝えたい。自分のことを大切にしてくれている人達にも伝えたいと思いました。そんな事を思いながらふと見た3月14日の記事。メッセージなどを書き込めるくまのぬいぐるみ。

メッセージベア

メッセージベア

卒業・送別シーズンならではの商品かもしれない。私ならきっと大切な人たちへ「ありがとう」を伝えるために使うだろうと思った。この世に生まれてきた子供へ。私を生んでくれた両親へ。いつも仲良くしてくれる友人へ。

 いつも「ありがとう」と思っているけれどなかなか感謝の気持ちが伝えられない。人に何かを伝える仕事をしていながら、いざ自分のこととなるとなかなか難しい。このくまのぬいぐるみが代弁してくれるかな…

3/14日経流通新聞「売店チェック」より