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ほらね。フォントって重要なんです。

2015 年 7 月 8 日 水曜日

Twitterの「#絶対に創英角ポップ体しか使ってはいけないゲーム業界」により、いじられまくられたフォント。検索すると「ダサい」という候補がでてきてしまう切ないフォント

「創英角ポップ体」

ダサいの一言だけでかたづけられてしまってはかわいそう。
手作りのPOPなどにはとてもなじみ、親しみやすいフォントで、このフォントが好きな層もたくさんいます。ただ、間違った使い方をすると、どんなことになるかよくわかりましたね。

デザインとは、美しく、機能的でメッセージが含まれているものを作ること。フォント選びも服を選ぶ時と同じようにTPOが重要なのです。

創英角ポップ体はMicrosoftWordにインストールされているため、ユーザーも多い。みんなの創英角ポップ体。
上手に使いましょう。

おまけですが、この画像も話題になりました。

この使い方はむしろ鮮やかな気がするのは私だけだろうか。

(文=Y.H)

ななつ星

2013 年 12 月 27 日 金曜日

ななつ星
はじめてこの言葉、この名前を聞いた時にすぐにはピンとこなかった。てんとう虫のこと?
今年の流行語大賞でエントリーされたことで何のことか分かった。

ななつ星
九州旅客鉄道(JR九州)が10月15日から運行を開始した豪華寝台列車。3泊4日もしくは1泊2日のスケジュールで、九州を周遊する。
旅行中は列車内に滞在して宿泊するのみならず、由布院など九州の人気観光スポットに停車して観光もする。旅行客にあらゆるおもてなしを提供して、1部屋2人の1人分料金は最高55万円と高額。にも関わらず、2014年6月出発分までの旅行はすべて完売。2014年4月から6月出発分の平均倍率は9倍にも及ぶほどの人気だそうです。

その人気を支えるのが「最高のおもてなしに欠かせない舞台装置」にある。
車内に入ると、細部まで徹底して作り込まれたデザインの調度品の数々。1号車のラウンジカーは、昼は休憩所、夜はBarになりピアノの生演奏が聴ける。組子欄間が至るところに使われており、客室ごとに模様が異なる。トイレから窓ガラス、照明、ドアの取っ手まで。勿論、外装も含めた全てのものに最高の材料で最高のデザインが施されている。

「世界一の車両を作るぞー!」という言葉から始まり、「もう一度同じものを作れと言われても、おそらく作れないだろう」。と開発にかかわる人々が口にする。それほど、完璧に作り上げられた列車。日本を代表する列車。いや、世界を代表する列車だと思う。

今の時代に合っていない、逆行している。
と思う人がいるかもしれません。
いかに、安いものを提供する。いかに、サービスがいいかを競い合う。最高のおもてなしを、最高のデザインでする、その潔さ。
クリエイティブに携わる人間として、何か心の中のわだかまりが、すっとぬぐい去られた爽快感まで覚える。そんな感動がありました。
お金と時間に余裕があるならば、一度は乗ってみたいですね。
(文=Y.K)

日経トレンディネット「『ななつ星』のおもてなし、実は圧倒的な技術が支えていた!」より

戦う名古屋名物

2013 年 11 月 29 日 金曜日

ひと昔前、「ご当地ヒーロー」という言葉が流行っていました。
地域活性化の為に市や町が、独自のヒーローを作る。

今は、くまモンふなっしーを始め「ゆるキャラ」ブームの時代です。こちらも、その地域の特産物などをPRするために日々活動しています。
最近では、「ゆるキャラグランプリ」まで開催され、今年は栃木県佐野市のゆるキャラ「さのまる」がグランプリを受賞しました。

こういった地域活性化を目的とした活動は各地で行われているように思います。しかし、全国レベルの「人気者」になるにはなかなか険しい道のりです。

ここ名古屋でも、地元密着型のヒーローがいます。

黄金鯱伝説グランスピアー

「黄金鯱伝説グランスピアー」
毎週土曜日10:55に東海テレビで放送中です。

金の鯱がモチーフになっていて名古屋城を彷彿とさせるデザインです。
正義の味方は悪と戦う特撮物語。
設定はベタですが、観光地や名古屋市民なら分かる場所などでの戦闘シーン。地元民は「あー、わかる」「ここは○○○か」と思わず感じてしまいます。

「地元をPRする」というよりは「地元民が楽しむ」作りになっていますが、名古屋の新しい広告塔としての活躍を密かに期待しています。

何よりキャッチコピーが好きです。
「悪と戦う名古屋名物、登場!」

(文=T.O)

本棚にあらわれた「好奇心のネタ帳」

2013 年 11 月 29 日 金曜日

この数週間で、会社の本棚の印象が少し変わった気がする…
犯人はこいつらだ。

new an-an

ananがリニューアルされていた…orz

ここ数年 anan = sex 特集という感じしかなかったので、あまり手に取ることもなかったのですが、思わず手にとってしまいました。というわけで、特に書きたいネタもないので、
今回はananのリニューアルについて書いてみようと思う。

まず、表紙。
加工もグロス仕上げっぽくなり、少し高級感がでました。
更に、トピックや見出しが並ばず、ごちゃごちゃデザインが流行りの中、シンプルで好感がもてます。そして何より、タレントの顔を全面に大きく持ってくることでインパクトを出すとともにananが変わったという印象を強く出すことに成功している。

中ページのデザインは変わった印象はあまりありませんが、表紙のフォントに合わせて丸ゴシック系で統一したり、色の種類もシンプル。ページナンバーが大きくなっていたりと、細かいところで読みやすさを意識しているようだ。

リニューアル後のananのキャッチフレーズは
「好奇心のネタ帳」
前からそんなカンジの内容だった気がしないでもないが…

連載陣も変わっています。
安藤美冬はぁちゅう少年あやちゃん等、webで活躍中のいわゆるブロガーや、サブカル系の人が目立つ。
この辺りは、ウェブと紙媒体との境目はなくなってきているからだろう。
今のwebは日常的に目に入ってくるものである以上、連載陣にwebの人気者がいるのは自然なことだと思います。
とはいえ最終ページは不動の林真理子ですがw

記事内容は女性誌なので男の私にとってはどうでもいいといってっは何ですが、少なくともデザイン的には好きなデザインになりました。

こんなに褒めてしまったので、何ヶ月かたって
「あんまり売れないからやっぱり元に戻しちゃいました(。・ ω<)ゞてへぺろ♡」
とならないことを切に願います。
(文=T.Y)

ディズニキャラクター(の、中の人)のプロ根性

2013 年 8 月 30 日 金曜日

今年30周年と話題の東京ディズニーリゾート。
有名な話ですが、ディズニーで働いている人のキャラクターやパフォーマンスにかける意気込みは半端ではなく、同じパーク内には絶対に同じキャラは複数同時に存在させない、客の命の危険があるくらいの非常時でなければキャラの設定から外れたことをしてはいけない、などいろいろなルールがあり、着ぐるみでも「中の人などいない!」をまじめに貫いているキャラクターたちのパフォーマンスが評判ですね。
写真を撮るのに失敗して子供に怒られたお父さんの方を抱いてを慰めたり、トイレに入っている彼女を待っていた男性を独り身と勘違いして慰めようとしてくれたり…
実に人間味あふれています。ゲストに楽しんでもらおうという意気込みが伝わってきますね。

ディズニーが経営する某ホテルでは、ミッキーとミニーとその他2名ほどのそんな(着ぐるみの)キャラクターが敷地内を徘徊して館内を盛り上げるサービスが有名です。
そんなミッキー(の、中の人)の出勤時間は夜明け前らしい。
そして、ほとんどの日、ほとんどの客は寝静まっていて、客は誰もいないはず。
それでもミッキー(の、中の人)は薄暗いホテル館内を従業員2人を前後に従えて踊りながら元気一杯に登場!
なぜなら、ミッキー(の、中の人)はいかなる時もミッキーでいなければならないから…

夜明け前で真っ暗でも、
だれもいなくても、
いつでもミッキー!イェイ!
そこまでやるんですか。

キャラクターの演技にしても、デザインにしても、そんな細かいディティールみていない・気づかないということもあるでしょう。でもそこまで細部にこだわるからこそ、美しい・面白いという説得力が違うのではないでしょうか。「わかればいい」「うごけばいい」というレベルではなく、感動を与えるためには、そういう「そこまでやるか」という細部への真剣さが不可欠なのでしょう。
(文=C.N)

いつ著作権について考えるの?今でしょ!

2013 年 6 月 24 日 月曜日

いつやるの?と聞かれたら「今でしょ!」と答える。

もともとは大学受験予備校「東進ハイスクール」のCMで、現代文講師の林修さんが黒板の前で「今でしょ!」と呼びかける決め台詞です。
続いて出演したトヨタのCMでも「じゃあ、いつ買うの?今でしょ!」がドはまり。
タイミング良く使うと面白いのでCMやら日常会話で使用されまくっているワンフレーズですが、そもそも無断でこのフレーズを使用して著作権的に問題は無いのでしょうか?

とある弁護士さんによると…

「著作物と言えるための要件の一つに『創造性』がありますが、このように極めて短いフレーズについて創造性を認めることは難しいといえます。とても印象的でキャッチ―な使われ方がされているのは事実ですが、言葉自体は特に目新しさのない、ありふれたものだからです。
また、この様に短くて、ありふれた言葉に著作権が成立してしまうと、うっかりその言葉を使ってしまったら著作権侵害ということになりかねません。これでは言葉を使った表現に対する制約が大きくなりすぎて、著作権法が目的としている文化の発展を妨げることになってしまいます」

つまり極端に短いフレーズは「著作権」とは言えないそうです。
普段の日常会話の中にも言葉の使用制限ができてしまい、発言の自由がなくなってしまうということにたくさんの人が使えば使うほど元ネタの認知度も高まっていくのですから、どんどん使ってもらった方が良いに決まっていますよね。

キャッチコピーのアイディアになるものは、ごくごく身近にあるもの。
思わず使っちゃう・使いたくなるおもしろい言葉を発見したいものです・・・
(文=C.N)

1秒の記憶

2012 年 6 月 12 日 火曜日

動画撮影をしようと思ったら
昔はすごく大きなカメラを用意しなくてはいけなく
特別なイベントのために使うものだったけど
今は携帯でパッと撮れる時代。

以前だったら、映像が残ってでてきただけでもすごく貴重なものを
見る感じでしたがいまは簡単に撮影できてしまう分、
いっぱい撮りすぎていつ見るの!?
というくらいで少しありがたみがなくなった気がします。

そんな時「1秒の映像日記」の記事を読んでなんてすばらしい
アイデア!と思い自分の使い方次第でとても貴重でステキなものになると思いました。

毎日たった1秒。
1年でも365秒(たったの6分)。
10年でも1時間。

もし子供が生まれたら1秒日記をつけていきたい。
そして二十歳の誕生日に2時間の映像で
生まれてからの20年間を振り返る。
想像しただけでなんてステキなことなんだろうって思います。

2時間なら映画1本分。
20年後自分の子供に捧げる映画を
ぜひ作ってみたいと思いました。
(技術の進歩で古いバージョンが使えないなんてことにならないように祈ってます)
(文=A.N)

YAHOO!映像トピックス
「1秒の『映像日記』を1年分まとめたら」より

思考と効率と散らかったデスク

2012 年 3 月 27 日 火曜日

散らかったデスク

散らかったデスク


すぐにやる事を忘れてしまう私は、
やらなければいけない事などをすべて机の上に出しておきます。
そうすると机の上は書類がいっぱい。
なんて事が仕事中によくあります。
汚いな、と思いつつも整理し、どこかにしまって
忘れるのが怖いので片付けれない。
でも、そんな散らかった机が渡しには丁度良いみたいです。

その理由は、ドイツの科学者が「散らかったデスクによって
仕事効率が上がったり、問題解決力が高まったりする」という
研究結果を発表したのです。
しかも保守的な人ほど効果が大きく、集中力が上がり思考を
よりクリアにしてくれる。
保守的!まさに私です・・・。
では、これからは整理する事を考えるのではなく、
常に書類をいっぱい広げて散らかった状態にしてみようかな。

ふと周りを見渡すとそんな状態の机がいくつもあるのですが、
保守的なのか、リベラルで何も感じていないのか
どちらなのでしょうか・・・。

Rocket News24 2012年1月24日の記事より

地域のために稼げ!?ご当地ヒーロー!!

2011 年 12 月 20 日 火曜日

ローカルヒーロ(イメージ)

ローカルヒーロ(イメージ)

ヒーローと言ったら?
「仮面ライダー」「スーパー戦隊」「ウルトラマン」
男なら一つぐらいはお気に入りのヒーローがいるはず。
しかし、今回取り上げたいのはそんな全国規模で活躍するメジャーヒーローではなく一部地域のみのために戦うご当地ヒーローと言われる「ローカルヒーロー」。この「ローカルヒーロー」、「ご当地グルメ(B級グルメ)」と並び地域活性化になくてはならない存在になっている。そのため各地で様々なヒーローが誕生しているようだ。

今、もっとも知名度があるのは、沖縄の平和を守る
「琉神マブヤー」だろうか…? 
それとも秋田の「超神ネイガー」

琉神マブヤー&超神ネイガー

琉神マブヤー&超神ネイガー


どちらもメジャーヒーローと比べても遜色ないクオリティだ。
いや驚くのは、そんな所ではない。この「超神ネイガー」、登場以来の経済効果はそれぞれ100億円以上
「琉神マブヤー」にいたっては200億円とも300億円とも言われている。あなどりがたしローカルヒーロー…。

 当たれば絶大な経済効果が得られるご当地ヒーロー。
確かに経済効果はすごいと思う。しかし、個人的には「みんなが楽しめたからそれでいい」というような感覚が特にこういった「ローカルヒーロー」のようなものにはあってほしいと思う。何でもかんでも経済効果といったものさしをあてることよりも今の時代には大切な気がするし、それこそ真の地域活性につながると思う。

 そういえば、我が名古屋のローカルヒーロー、「超天ダガヤー」はまだ活動しているのだろうか…

名古屋の子供達のためにも、もうちょっと頑張ってくれてもいいと思うぞ。
(文=T.Y)

11/20 yahooニュース 「当たれば100億円以上の経済効果も 異色の「ご当地ヒーロー」、各地で奮闘中」より

ターゲットは従業員? ヤマトホールディングスの広告戦略

2011 年 3 月 30 日 水曜日

ヤマトホールディングス

ヤマトホールディングス


 クロネコヤマトで有名なヤマトホールディングス。同社が宣伝活動の方針として掲げるのは「社員が元気になる広告」。

 まだ駆け出しのデザイナーだった頃、ある企業の販促部長に「自分たちが楽しめる広告が良い広告の基本」と言われたことがある。当時はそんなものなのかという程度の認識でしかなかったが、今になってその本来の意味が判ってきた気がする。商品やサービスを売るのは社員であり、その社員は言わば企業の顔となる。彼らが元気であれば、それだけで営業・販促・宣伝効果に与える影響は大きいのではないか。
商品・サービスそのものの価値ではなく、その商品が人に与える価値がどれだけあるかが勝負を決める。

 物の時代から人の時代になった今、自社の社員をターゲットにした戦略はひとつの正解かもしれない。
(文=T.Y)